タッセル製作工程

タッセルの製作工程

体験レッスン作品の製作工程をご紹介します。

ソフトタッセル
基本のタッセルです。刺繍糸#5で作ります。太糸なので初めての方でも扱いやすい糸です。糸撚り器を使わないロープの作り方をご紹介します。
「スタンダードⅠ刺繍糸#5」(体験レッスン)作品
ロープ[吊り下げる紐の部分のこと]を作ります。
セロハンテープで簡単に作ることができる方法です。
糸の片方をテーブルに固定します。
指で糸全体に撚りをかけます。
糸端からテーブルに固定した方まで手前から向こうに撚りをかけていきます。
糸全長に撚りがかかったら半分に折返し、糸端をセロハンテープで留めます。
撚りが十分にかかっていると手をはなした部分が自然に撚れた状態になっていきます。
端から少しずつ手をはなし、撚れた状態にしていきます。
撚り終わったら、撚りがほどけないように糸端をセロハンテープで仮止めをしてから止め結びをします。
ロープを必要寸法(結び目の下の必要寸法:糸束をを結ぶ長さ)を確保の上、吊り下げる長さで止め結びします。
糸を巻きます。
スカートテンプレートに切れ目を入れて糸端をかけておきます。
糸が重ならないように左から右に巻き、右から左へ折返し、必要回数を往復します。
巻き終わったら、糸端をセロハンテープで仮止めします。
ロープをとりつけます。ヘッドの頂点裏側で仮結びします。
スカートテンプレートをまげて糸束をはずします。
糸束はスカートテンプレートの切れ目のない方からはずします。
ロープを固結びします。
結び目の位置がヘッドの真上と真下でずれないよう注意します。
糸束の輪の部分をカットします。
ロープの結び目が糸束の中央に来るように、糸目と左右バランスを整えます。
糸目を整えます。
ヘッドの形を整えます。
ネックに飾り糸を巻きます。
ネックに飾り糸を巻き終わった状態です。
飾り糸の糸端は短くカットします。
スカート部分に必要寸法の紙を巻き、糸束を切ります。
紙をはずして完成です。
出来上がりを見て必要であればさらに糸束をカットして整えます。

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体験レッスンでは刺繍糸#8のタッセルも作ります。

刺繍糸のタッセル
刺繍糸はタッセル作りの最も身近な糸といえるでしょう。
手芸店で入手できますし、糸の太さも細いもの~太いものまで(#25、#8、#5)バリエーションがあります。色数も多いので好みの色を見つけやすく、タッセルをつける品物との色合わせもしやすく、初心者の方にも扱いやすい糸です。
素材は綿が扱いやすくお勧めです。但し、綿糸はさらりとした落ち感に乏しいので、その特徴を理解した上でタッセルを作りましょう。
アトリエでは、基礎技法は扱いやすい綿刺繍糸でレッスンし、応用作品としてレーヨン・リリヤンなどの扱いにくい糸をレッスンしています。 基礎をしっかりマスターしていれば、糸の扱いのみに気をつければいいので楽にステップアップしていくことができます。

レッスンレシピ

タッセルをきれいに作るために、レッスンでは作品ごとのコツを口頭だけではなく『レッスンレシピ』でもお伝えしています。手順やポイントを記した『レッスンレシピ』を見ながら作っていただくことで、ご自宅での復習もやりやすいようにしています。


体験レッスン

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